7/14~21の1週間、ドイツとオーストリアの国境、バイリッシュツェルにあるビオホテル、タンナーホフに宿泊してきました。日本のように暑くなく、カラッとしていて涼しくて自然豊かですっごくいいところで、超リフレッシュできたのでレポートしたいと思います!
ビオホテルとは?
- 「BIO」(ビオ)=オーガニックのこと
- 食事・飲み物・コスメ(シャンプーや石けん)は全てオーガニック
- タオル・ベッドリネン類・施設の内装や建材もとことん自然素材
- 再生可能エネルギーの積極的利用(タンナーホフは薪ストーブ率が高かった)
- ビオホテル協会の厳しい基準を満たしていないと名乗れない
- ドイツ・オーストリア・イタリア・スイス・フランス・スペイン・ギリシャの7カ国に100軒(2016年12月現在)
- 日本にも「日本ビオホテル協会」というヨーロッッパの「ビオホテル協会」公認の団体があり、そこの認証を受けた3軒が存在している(北海道・長野・福島)
出典:日本ビオホテル協会HP
日本で普段私たちが口にしているものって、ほとんど農薬漬けっていうことはご存知ですか?アトピーなどのアレルギー反応は、実は身の回りの化学物質に対する過剰反応が原因だったりするそうです。
タンナーホフをはじめとするこの「ビオホテル」では、そうした農薬等によって作られた野菜を一切使わず、100%無農薬・無化学肥料で栽培された野菜や果物、有機農法で作られた食物を使用した食事がでます。
自然環境にもやさしく、人間の身体にも優しい。究極のエコ・リトリート体験ができてしまうのがこの、ビオホテルなんですね。
宿泊したきっかけ
最近だんなが参加しはじめた、四角大輔さんのオンラインサロン・Lifestyle Design Camp。
1年の半分をニュージーランドの湖畔の森で暮らす四角さんの生き方に憧れて、1年間のプレミアムコースに参加することにしたらしく。
そんな四角さんと、ドイツ在住のオーガニック研究家レムケなつこさんとのタイアップで企画されたこのツアー「究極のリトリート体験」に私も同行させてもらうことになったのです。
四角さんとは大学生の時に講演会を企画させてもらった時ぶりの再会!
ご縁はつながるものですね〜。
最近仕事にかまけすぎて、ゆっくりする時間をとれていなかったので
そんな私を見るにみかねて、旦那が国外へ連れ出してくれた、という感じですね。
ありがとう旦那。
そして、あまりのまったりぶりに、
四角さんや一緒にツアー参加したみんなに「老夫婦」と呼ばれるはめになりましたw
どんなことするの?
とにかくゆっくりする。これに尽きますね。
部屋にはwi-fiが通っておらず、レセプション上階の1部屋だとサクサク繋がるという。
これは「仕事するな」ということですねわかりました…と解釈し、完全おやすみモードに。
とはいえ、やりたいこと、やったことたくさんでなんだかんだ充実してました。
まず食事。
朝はビュッフェ、昼も軽めのスープ・サラダビュッフェ、夜はコース。
何食べても美味しい。天国でした。
毎日こんな感じで、5つぐらいのアクティビティに無料で参加できちゃいます。
わたしたちはヨガに参加。全部ドイツ語で、新鮮な体験ができました。笑
それ以外にも、
午前中はレムケさん・四角さんのオーガニックライフ講義を聞いたり
みんなでサイクリング→ロープウェイに乗って山の山頂に登ったり(絶景!)
たまたまドイツ在住の日本人ピアニスト、太田まさこさんがアーティストレジデンスプロジェクトで滞在していて、そのコンサートに参加したり(ラヴェルのソナチネ、すっごくよかった〜)
普通に道端に生えているハーブの種類や効能を解説してくれる「ハーブハイキング」に参加したり
プールやサウナにも入り放題でした。湧水のプール、気持ちよかった…
初日に飛行機のトラブルで宿泊が1泊削られてしまったことが惜しまれますが、
それにしても本当、大充実!な旅だったことはいうまでもありません。
本当に素晴らしいホテルでした!また是非訪れたいです。
一番印象にのこったことは?
いろんな体験をすることができたけど、いちばんは「自然のままに」という
メッセージをさまざまな思い出の端々から受け取ったことかなぁ。
タンナーホフは、元々療養所だった場所をお医者さんの家系の一族がホテルにしてオープンさせて、100年以上の歴史が建っている由緒ある「ウェルネスホテル」。
お医者さんの診察が受けられたり、オイルマッサージやピーリングなどの施術を受けることができたり、身体の底から英気を養うにはもってこいの場所でした。
来ているお客さんの層も「違いがわかる人」という感じで
そこに流れる時間・空気のすべてがほんとうに「究極に心地よい空間」だった。
無駄を徹底的に削ぎ落として、本質に立ち返ること。
長い時間をかけて、静かに情熱を燃やし「場」を整えていくということ。
その真髄を今回こうして五感で感じることができたことは、私にとって
忘れられない貴重な体験になったと思います。
そういう「本質に立ち返れる場」をつくれる人に、というか
私たち自身が、そういう「場」になっていけたらいいよね。
次は日本のビオホテルにも、いってみたいな!
最後になりましたが、
素晴らしい旅をアテンドしてくださったレムケさん、四角さん
一緒に参加し、共に成田空港でのサバイバルを乗り越えたみなさん、
留守を守ってくれた大切なみなさんに心からの感謝を送りたいと思います
ありがとうございました!
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